おうちタイ料理

タイ野菜で簡単ランチ その② ハヤトウリ新芽の和風パスタ

野菜ソムリエの「タイ野菜で簡単ランチ」ミッションにて提案したレシピをご紹介します。
大好きなタイ野菜、ハヤトウリの新芽を使ったとっても美味しい和風のパスタです。

ハヤトウリ新芽の和風パスタ 柚子胡椒添え♪

このミッションを遂行した時はちょうどタイの筍の時期で、市場で買ってきて茹でたタイのたけのこが冷蔵庫にあったのでそれも入れてみました。
子供はこのままで、大人は柚子胡椒を添えるとワンランクアップのおいしさです。

レシピは下の方です☟

WOMタイ野菜ランチ特集に掲載

先日発行されたバンコク情報誌「WOM」10月号にこのパスタのレシピを載せて頂きました。

野菜ソムリエコミュニティーバンコクのメンバーが考案したオススメのタイ野菜ランチの特集の中の1ページです☺️

 

栄養豊富なタイのいろんな青菜や野菜を使ったレシピが全12品。
ひと皿で栄養バランスの良い簡単なメニューばかりです。
タイ野菜にはなかなか手が出せないという方もぜひ参考にチャレンジしてみてくださいね❣️

WOM2020年10月号 タイ野菜かんたんランチ特集

ヨートマラワーン(ハヤトウリの新芽)

葉っぱやつるがもしゃもしゃした感じで、つるの先端はくるくる~と可愛くカールしてます。

ヨートマラワーン

隼人瓜(ハヤトウリ)はタイ語では「ファクメオ」ですが、その新芽のことを「ヨートマラワーン」と言います。最近日本でもよく食べられているというこの隼人瓜、ひとつの苗からどんどん蔓をのばし100個以上もの実がなるので「千成瓜」とも呼ばれています。
ヨートマラワーンはそんなすごい生命力に溢れた野菜。この繁殖力を活かして夏の日差しをよける緑のカーテンにもできそうですね。ゴーヤや朝顔のかわりにいいかもしれません。もしベランダに作ったら新芽を摘み取っていつでも食べられるかも!なんて考えたこともありますが、バンコクのアパートのベランダでは難しそうで実現しておりません。。。

茎の下の方や太い茎は固いので食べれませんが、細い茎と葉っぱ、先端部分を食べます。
つるも柔らかい部分は捨てずに頂きます。
食感がとても良くて我が家の子供たちも抵抗なくモリモリ食べてます。

ヨートマラワーンの栄養素

食物繊維が豊富で、クロロフィル(葉緑素)も豊富に含まれています。
クロロフィルは解毒作用が高く、また貧血の予防・改善効果があると言われています。
私たちの体には食物添加物や外の排気などの化学物質が知らないうちに溜まっています。
日々の食生活に解毒作用のある野菜を積極的に取り入れて、体の中に溜まってしまった毒素や老廃物を出したいものです。自然の食品が持つパワーをデトックスに活かせるのは嬉しいですね。

パクチーも体内の毒素の排出を促す、解毒作用が非常に高いハーブとして有名です。
タイでこのパクチーを取り入れない手はないのですが、パクチーがどうしても苦手という方はぜひこのクルクルつるのヨートマラワーンを取り入れてみてはいかがでしょうか?

見た目が似た「ヨートマラ」「タムルン」という蔓野菜もあって見分けが難しいことがありますが、売り場のおばちゃん(とは限りませんが)に、「ファクメオ(隼人瓜)はどれ?」と聞けば教えてくれますよ♪

レシピ

ヨートマラワーンの和風パスタ (2人分)

材料

ハヤトウリの新芽      150g
パスタ           140g
にんにく          1片
和風出汁          2.5カップ
ベーコン          3枚
スナップえんどう      6本
タケノコ(スライス)    数枚
●味噌           大さじ1/2
●しょうゆ         大さじ1/2
●バター          15g

作り方

①ヨートマラワーンは葉と茎の柔らかい部分(茎の上の方の包丁でサクッと切れる部分)をカットします
②フライパンに和風出汁を沸騰させ半分に折ったパスタとニンニクを入れます。
③4分経ったら具材を加えさらに3分ほど煮て、調味料を加えて混ぜ合わせます。
④お好みで柚子こしょうをそえます

パスタと具材をフライパンひとつで加熱する作り方なので、材料をカットしたらアッという間に出来上がりますよ!

 

私のイチオシのタイ野菜のヨートマラワーン。
市場などで見かけたらぜひ作ってみてくださいね。
タイ野菜の使いやすさと美味しさと使いやすさにハマること間違いなしです😄